論文選びの基準

このホームページでは「質の高い」選りすぐりの論文を紹介することをモットーとしています。

個人的に論文の「質」を評価する際、「掲載された雑誌の質」と「論文自体の質」に着目します。

「掲載された雑誌の質」

主にこのホームページで取り上げる論文は、通称「世界四大医学ジャーナル」と言われる以下の雑誌から抜粋しております。

○ New England Journal of Medicine (通称NEJM)

○ The Lancet 

○ Journal on the American Medical Association (通称JAMA)

○ British Medical Journal (通称BMJ)

上記の雑誌は医学界のトップジャーナルです。我々医師からしても、ここに論文を発表できた先生は崇拝の対象になります笑

有名な雑誌に掲載されるということは、それだけ厳しい審査を通過したということですので、大規模な物が多く、研究内容も成熟しており、信頼性が高くなります

「論文自体の質」

みなさんは「エビデンス」という言葉を耳にしたことがあるでしょうか?

エビデンス=根拠とほぼ同義ですが、論文のエビデンスには以下のようにランク付けされます。

このうち、本ホームページで主に取り上げるのは

ランダム化比較試験 (RCT)

RCTのシステマティックレビュー (通称「メタ解析」)

です。反対に、「症例報告」や「体験談」といったエビデンスレベルが低い文献は取り上げません。

本ホームページでは、この「掲載された雑誌の質」と「論文自体の質」を徹底的に分析し、その中でみなさまに役立つ文献をご紹介できたらと考えております!